売れているプライベートブランドの裏にある戦略

大手のスーパーに行くと、

そのスーパーが独自で企画した

プライベートブランドが

沢山ありますよね。

例えばイオングループなら

トップバリューとか。

ドン・キ・ホーテなら情熱価格とか。

僕は以前から

プライベートブランドの商品が好きです。

大手の商品と並んでいても

価格が安いのもそうなんですが、

冒険してみたい欲があるんですよね。

「これってどんな味がするのかな」とか。

プライベートブランドって、

そのチェーンの看板を背負った商品じゃないですか。

だから裏を返せば偽りようがなくて、

誰かのせいにできないわけです。

「ウチはたまたまこのメーカーのを

仕入れていただけだも~ん。

品質なんか関係ないも~ん。

ウマくてもマズくても知らんもーん」

なんて言えないわけです。

食べてみてマズかったら

ダイレクトに批判が書き込まれてしまうわけ。

【そのブランドならではの創意工夫がみられる】

中には大手メーカーのを

模倣したんだろうなと思われる

商品もたくさんありますけれど

(例えばカップラーメンとか・・・)

でも値段がお手頃な割に

良い品質のものは

たくさんあることも知っています。

ただの模倣商品とならず、

「この材料を入れてみよう」

「こんな味にしてみよう」

「こんなデザインにしてみよう」

といったオリジナル性が目を引くんですよね。

メーカーの色が出てて面白いです。

【中小企業の参考にもなる。が、参考にしすぎはダメ】

大手スーパーは売れているから生産を続けているわけです。

だったら、そこには売れていく工夫があるはず。

商品開発のヒントになることもあるかもしれません。

ただ、参考にはしすぎないでください。

大手スーパーの場合は、裏に大きな資金や

人材を投入したマーケティング戦略があって成り立っています。

表に見えているのは一部分だけ。

見えている氷山の一角を全てだと思ってはいけません。

ぶつかって底に穴が空いて沈没してしまいます。

ただ、どんなマーケティング戦略が裏にあるんだろう、

と常に考えて行くにはいいかもしれません。

今日もお読みいただき

ありがとうございました。

セールスコピーライター

山崎 嵩幸

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